バンコクで2店舗目のDon Don Donki
「ドン・キホーテ」の東南アジア版「Don Don Donki(ドンドンドンキ)」。2020年3月31日にタイ2号店となる「DON DON DONKI The Market(ザ マーケット)本店」がオープンしました。
バンコクの「ドンドンドンキ」は、2019年2月にオープンした「DONKI MALL THONGLOR(ドンキ・モール・トンロー)」に次いで2店舗目となります。

場所はラチャプラソン。BTSチットロム駅から歩いて10分ほど、伊勢丹の向かいでBig-Cの隣にある「The Market( ザ・マーケット・バンコク・ラチャプラソン)」の1階(地上から数えて3フロア目)。

新型コロナウイルス感染拡大の影響
タイでは現在コロナウイルスの感染拡大により、商業施設や娯楽施設などの多くが閉鎖中。新店舗のオープンとしては最悪のタイミングとなってしまいました。
本来の営業時間は10:00から25:00ですが、11:00から20:00の短縮営業でスタートしているようです。
また日本産の生鮮を扱うコーナーではライブキッチンやイートインスペースがウリだったのですが、こちらはどうなっているのでしょうか。まったく情報が伝わってきません。
というのもトンローの1号店がオープンした時はユーチューバーがこぞって押し寄せ、すぐにYouTubeに動画がアップされていたのですが、今回はそれが全然ないんです。まぁ、現在の状況を考えると当たり前ですがね。
ドンドンドンキ ザ マーケットが心配な理由
さらに心配なことが2つあります。
1つ目は、トンローの店舗の客足が遠のいているということ。
オープン当初は入場制限をするほど混雑していましたが、最近はガラガラという情報をよく目にしました。シャトルバスはあるものの、BTSの駅からかなり遠いという立地がかなり不利に働いているんではないでしょうか。それとブームに対して熱しやすく冷めやすいタイ人気質も関係しているかも。
2つ目は、ザ・マーケット自体の不人気。
こちらも2019年2月に華々しくオープンしたショッピングモール。ところが7月に訪れてみたところ、とにかくお客さんがいない。
その時の様子は旧ブログ「Yum!Yum!Yum! 気になるタイランド」で記事にしています。
ザ・マーケットがあるのはセントラルワールド、伊勢丹、ビッグC、ゲイソン、プラトゥーナムなどが集まるショッピングの中心地。それなのに店内に一歩入るとお客さんはまばらで、その光景はちょっと異様なものでした。


オープンから半年も経っていないのに、すでに撤退したテナントがあったり、全体的にかなりがらんとした印象。これが今の状況ならわかるのですが、コロナウイルスとはまったく無縁の去年の7月でこの様子。オープンしているのにもお客さんまったくいない飲食店も。


チェーン店や「Lhong Tou CAFE」「After You」「フアセンホン(和成豊)」などバンコクで行列ができる人気の店舗の支店も結構あったのですが、どこも同じような状況。


隣のビッグCがお土産を買う観光客で溢れかえり、レジに商品を山積みにしたカートの大行列ができていたのとは大違いでした。
今後、ザ・マーケットはさらに拡大し、オフィスビルやホテル(マリオット系のフェアフィールドとモクシー)がオープン予定。
一方で、目の前の伊勢丹が8月に撤退というニュースも伝わってきています。
今後、ドンドンドンキが起爆剤となって、ザ・マーケットの人気も復活するとよいのですが…。
DON DON DONKI The Market本店 店舗概要
- DON DON DONKI The Market本店(ドンドンドンキ ザ マーケット)
- 所在地:111 The Market Bangkok Bldg., Floor no.1, Unit no.,M11SA43, Ratchadamri Rd., Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330
- 交通:BTS(スカイトレイン)チットロム駅から徒歩9分
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