早く新型コロナウイルス感染症が収束することを願いつつ、以前訪れたタイのスポットを紹介します。
バンコクにはパワースポットがたくさん
バンコクのパワースポットというと、どこを思い浮かべるでしょうか?
グランドハイアット・エラワン・ホテル前のプラ・プロム(エラワンの祠、エラワン廟、ターオ・マハープロム)が一番有名ですかね。

ヒンズー教のブラフマー神を祀っていて、どんな願いも叶えてくれるということで、タイ人だけでなく外国人観光客にも人気の場所。
タイは仏教徒が多い国ですが、ヒンズー教の神様をあらゆる場所で見ることができるのが日本と異なるところ。敷地内は常に人で溢れていて、願いが叶った人が奉納する舞も行われています。
意外な場所に祀られている女神様
実はこの超有名スポットのすぐ近くに、タイの霊能者の間で話題になっているという場所があることをご存知でしょうか? それが今回紹介するプラ・メー・ラクシュミー(ラックサミー)です。
場所はエラワンの祠の道を挟んですぐ北側にあるショッピングモール、ゲイソンビレッジ(Gaysorn Village)。以前、ゲイソンプラザと呼ばれていたところです。
少々わかりにくい場所なので、行き方を説明しましょう。
ゲイソンビレッジ自体は交差点に面していて、BTSのチットロム駅とサイアム駅を結ぶスカイウォーク(高架歩道)からも直接入店できるので迷うことはないはず。
店内は比較的高級な店が並び、中心部が吹き抜けになっています。

ショッピングフロアは3階まで(L、G、1、2、3の5フロア)なのですが、プラ・メー・ラクシュミーがある4階以上はオフィスフロア。なのでエスカレーターではなく、エレベーターに乗ってください。
4階で降りると、すぐ目の前に案内サインがありました。その横にある扉から外(屋上)に出ます。

そのまま通路を進んでいくと、建物の角に目指す姿が見えてきました。まさかこんな場所に神様が祀られているなんて驚きです。

美と豊穣、幸運を司る女神・ラクシュミー
円錐形の台座に祀られているのが女神・ラクシュミー。大乗仏教にも取り込まれ、吉祥天となっています。

美と豊穣、幸運を司る女神で、蓮華の上に立つ姿が一般的で、4本の腕を持ち、水蓮を手にしています。お供えにハスの花が多いのはそのせいでしょう。

美と幸運を招く神様ということで女性に大人気。恋愛運アップを願ってか、こんなにわかりにくい場所なのに、お参りに来ているたくさんのタイ人女性を見かけました。
また手からたくさんの金貨がこぼれ落ちる姿が描かれていることも多いため、金運アップを祈って実際に給料がアップした人も多いとか。
そういえば、以前、バンコクのヒンズー教寺院、通称ワット・ケークにお参りした時にいただいた絵にも、ハスの花の上に座り、手から金貨がこぼれ落ちるラクシュミーが描かれていたことを思い出しました。
ビルの屋上なのでお供え物は売っていないため、近くで購入してからお参りするほうが良いでしょう。このエリアには先ほど書いたエラワンの祠のほか、セントラルワールド前のプラ・トリームーラティ(ヴィシュヌ神、シヴァ神、ブラフマー神)、プラ・ピカネースワン(ガネーシャ神)など、多くのスポットがあるため、路上の屋台などでお供え物は比較的簡単に手に入ると思います。
線香は像の近くにありますので、ポストのような箱にお布施を入れてからお供えするようにしましょう。

まだガイドブックにはあまり載っていないパワースポットですが、今後、さらに人気が出そうなプラ・メー・ラクシュミー。また気軽にバンコクへ旅行できるようになったら、美と幸運、金運アップを願いに訪れてみてはいかがでしょうか。
女子旅に最適なガイドブック
プラ・メー・ラクシュミー以外にもたくさんのパワースポットやお参りの方法、そして素敵なスパやホテル、レストラン情報まで載っている「40代大人女子のための開運タイごほうび旅行」という本がおすすめです。

私は40代でも女子でもありませんが、かなり参考になりました。
プラ・メー・ラクシュミー詳細情報
- プラ・メー・ラクシュミー(Phra Mae Lakshmi)
- 所在地:Gaysorn Village, 999 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
- 交通:BTS(スカイトレイン)チットロム駅から徒歩6分
- 時間:10:00 – 18:00
以上、美と幸運、金運を招くと言われているプラ・メー・ラクシュミーのご紹介でした。
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